肩こり・肩の痛み
このような症状でお悩みではありませんか?
- 日常的に肩こりや痛みに悩まされている。
- 首から肩にかけて重だるく辛い症状がある。
- 首や肩を回す時に、窮屈に感じる。
- 整体院・マッサージ店で施術を受けてきたが、良くならない。
- 姿勢が悪く、つい猫背になってしまう。
肩こり・肩の痛みの原因
肩こり・肩の痛みの直接的な原因は、首〜背中〜肩にかけてつながっている、僧帽筋といわれる筋肉が収縮・緊張することによって起こります。長時間のデスクワーク、ストレスや緊張は筋肉をこわばらせ、肩こりを引き起こします。最近ではパソコンやスマートフォンの普及により、慢性的な肩こりに悩まされる方が年代問わず増えています。
僧帽筋が緊張すると、筋肉のこわばりによる血行不良を起こします。筋肉の中を通っている毛細血管を圧迫するので血液の流れが悪くなるのです。そうして、循環不良を起こすと老廃物が溜まり、痛みを引き起こします。
筋肉はある程度動かして収縮と伸長を繰り返すことでポンプの役割を果たし、その働きにより血液を流している作用がありますが、肩甲骨の周辺は日常生活の中では動かしづらく、意図的に肩甲骨を動かすような動作をしなければ収縮しません。そのため、血液循環が悪くなりやすく、こりの状態が生まれます。加えて、猫背やストレートネックといった背骨の歪みがあると、特定の場所のみに負荷がかかりやすいために筋緊張を起こしやすく、慢性的な肩こりを招く大きな要因になります。
肩こりが治らない・悪化する理由
湿布を貼って様子を見たり、早く肩こりを解消したいという気持ちでマッサージ店などで症状の改善を試みる方も多いかもしれません。しかし、一時的に症状が軽くなったとしても、後になって症状が戻ってきてしまうことがよくあります。また、逆にもみ返しになって、症状が悪化してしまうこともあります。肩こりの原因は肩以外の場所にもあるため、患部のみを治療しても根本的な改善にはつながりません。
周辺組織の不調と全身のバランスを整えてこそ、期待通りの治療効果が発揮できます。猫背やストレートネックなど、骨格が本来の正しい位置にないと、特定の場所のみに負荷がかかりやすくなります。その結果、筋緊張を起こしやすくなり、慢性的な肩こりを招く大きな要因に繋がります。
当院の肩こり・肩の痛みの治療
肩こり・肩の痛みに対して、当院ではメインとなる手技療法の他、鍼灸などを用いて症状改善を計ります。肩こりと言っても、症状は患者様それぞれなので、施術前の検査を徹底して行います。
肩こりの原因を作る筋肉の緊張をほぐしていきます。施術によって血行が改善されると、次第にこりは解消され痛みはなくなっていきます。あとは、患者様の骨格バランスを再度検査しながら再発防止を目指します。
背骨は、通常では横からみるとS字状になっており、頸椎と腰椎は前に反った形状をしており(前弯)、胸椎と仙骨は後ろに反った形状をしています(後弯)。しかし、姿勢が悪い方はそのような理想な骨格になっていません。
ストレートネックは前弯が消失してまっすぐ気味になり、猫背では胸椎の後弯が強くなります。慢性的な肩こりに悩まされている方は、このように背骨の歪みが生じている場合が多いのです。この場合、単に筋肉が緊張して起こっている肩こりではないので、マッサージをするだけでは根本的な改善には結びつかず、こりや痛みを繰り返す状態になってしまいます。
一般的に、マッサージ店などで受けられるマッサージの多くはリラクゼーション(慰安)を目的にしたものであり、肩こりなどの症状改善を目指すものではありません。強くもみほぐされたことでかえって痛みがひどくなってしまうケースもあるので、特に症状が重い時は安易にマッサージするのはできるだけ避けましょう。
当院では、患者様の体質・身体の状態に合わせた治療方法を行っております。肩こりにお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
四十肩・五十肩
このような症状でお悩みではありませんか?
- 服を着る時、腕が動かしづらいと感じる。
- 髪を後ろで結ぶ動作が辛くなってきた。
- 肩を動かした時、痛みや痺れを感じる。
- 痛みで高いところにあるものが取れない。
- 肩がこわばっている感じがする。
- 病院や整形外科などに通っても痛みが治らなかった。
四十肩・五十肩の原因
四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といい、肩関節の周囲に炎症が起こっている状態です。よく肩こりと混同されがちですが、肩こりは不良姿勢や筋肉の緊張により、肩や首の筋肉が疲労し血液の循環が悪くなって痛みやだるさが発生するものなので、四十肩・五十肩とはまったく別のものになります。
四十肩・五十肩の原因としては、
・腕の筋肉の先端にある腱の炎症
・上腕の骨の周囲にある腱板の損傷や断裂
・骨と腱板の間の組織液に炎症を起こす石灰が溜まっている(石灰沈着)
以上の3つが考えられます。
発症すると、肩関節の動きが制限されてしまうので、日常生活の動作が非常にしづらくなったり、夜間に激しい痛みを感じることもあります。この場合、マッサージや整体に通ってもなかなか症状が改善しないのは、原因を根本的に取り除けていないためになります。また、医療機関でもらった湿布や痛み止めの薬を使っても症状が変わらないというのも、同様の理由からです。
当院の四十肩・五十肩治療
四十肩・五十肩には、炎症や痛みが強い「急性期」と、炎症が治まってくる「慢性期」があります。急性期は特に痛みが強く、可動域が大きく制限されるために、安静にすることも大切です。痛みが緩やかになる慢性期を超えてから、治療を始めていくことをオススメします。
首肩周囲を施術する際は、筋肉や関節の解剖学的な構造や機能、動作をしっかり考慮した上で治療を進めることが大切です。国家資格を保持し、専門知識を兼ね備えた院長が施術を行いますのでご安心下さい。
痛みの原因を作っている場所にピンポイントに刺激することができる鍼、または手技によるマッサージを中心に施術していきます。専門的な治療機器もご用意していますので、筋膜の癒着や委縮を改善しながら症状を治していきます。
再発を防ぐためにも、普段の生活にセルフケアを取り入れることも大切です。ご自宅でできるストレッチの指導やご相談にお答えしておりますので、お気軽にご相談下さい。